リフォームの進め方とポイント1/4(事前の準備)

コロナでお家時間が増え、リフォームをご検討中の方も多いのではないでしょうか？

 

「リフォームは初めてだから何をどうしたらよいやら・・・」

（￣ﾍ￣）ｳｰﾝ・・・

 

今回は、リフォームの進め方とポイントについてお伝え致します。

(国土交通省住宅局：住宅リフォームガイドブックより)

 

１．事前の準備

(１)老朽箇所や不具合点を洗い出しましょう

(外部)

屋根・・・屋根材の傷・ひび割れ、ずれ・脱落等はないか

外壁・・・塗装の剥がれ、外壁のひび割れや変色、シーリング材のひび割れや剥がれ等はないか

雨どい・・・破損やひび割れはないか、詰まりはないか

バルコニー・・・排水口に詰まりはないか、床等にひび割れや剥がれ等はないか

 

(床下)

基礎・・・基礎コンクリートにひび割れや雨染み等はないか

 

(屋内)

小屋裏・・・雨漏り箇所や雨漏り跡はないか(点検口がある場合)

天井・室内壁・・・雨漏り跡やカビ、剥がれ等はないか

床・・・歩いてフワフワしないか、傾きはないか

 

(設備)

給排水設備・・・漏水や赤水はないか、排水口の詰まりや悪臭はないか

ガス設備・・・ガス漏れ警報器の有効期限がきれていないか

給湯設備・・・水漏れがないか、給湯性能が落ちていないか

電気設備・・・ブレーカーが落ちるようなことはないか

 

上記のチェックで気付いた不具合に加えて、

間取りや性能に対する困り事や要望等をご家族で出し合い、

整理することがリフォームの第一歩になります。

 

◎リフォームではインスペクションが重要！

 

インスペクションとは、目視や計測などにより、

住宅の基礎や外壁のひび割れ、

天井の雨漏りなどの劣化・不具合が発生していないかを調べる

「建物状況調査」です。

住宅の状態を把握する事で、

補修の必要性を踏まえた適切なリフォーム計画をつくることができます。

ご自身で点検なさったあと、プロに調査をしてもらうと更に適切です。

 

《インスペクションのメリット》

 

・専門家に調査してもらう事で、家の健康状態がわかります。

 

・本当に必要な工事、不要な工事が明確になります。

 

・工事に優先順位をつけるのに役立ち、適切なリフォームができます。

 

・見積内容を確認して契約するので、トラブルの防止につながります。

 

ここまでで、目的と優先順位も決まりますね♪