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平屋に住みたいとお悩みの方、検討前に知っておくこと
2018.12.28
新築を検討している方に知って欲しい
私が幼い頃、好奇心から階段を上がり高い位置からフワッと落ち、
それを見ていた父が慌てて階段下で私をキャッチしたそうです。
子育て世代のママなら安心した子育てをしたいとか、
子育ても終わり夫婦2人暮らしに戻って、老後の暮らしに不安を抱えているなど、
“これからの住まいどうしよう” とお悩みがあるのではないでしょうか?
そこで、“平屋っていいなぁ”と思った時に、
果たして自分たちにとって平屋住宅なのか、
平屋が理想の住まいになりそうなのかをまとめてみました。
①構造的に2階建てに比べ危険が少ない
私のエピソードのように“2階から落ちる”危険が無いこと、
2階がない分、家の構造が安定しやすい。
シニア世代にとって、2階がないことで体への負担が少ない。
②水平移動しかないので家事もスムーズ
例えば、1階で洗濯をして、2階のベランダで干すといったことがないので、
家事動線がスムーズです。
すべてがワンフロアで完結します。
③メンテナンス費用がお得
メンテナンス時、足場の費用が安くなったり、
場合によっては足場を掛ける必要がないこともあるので、
その分費用が安くなります。
家を建てた状態をずっと維持できればいいのですが、
長い年月暮らせばメンテナンスが必要になる時がくるので、
なるべく費用がかからないほうが嬉しいですよね。
④天井を高く使い勝手の良い空間づくり
最近、若い人たちの間で平屋が人気です。
昔の平屋のイメージと違い、天井を高くしてハンモックを吊したり、
お洒落に空間を演出することもできます。
ロフトをプラスして予備室にすることもでき、コンパクトでも快適に生活することが可能です。
⑤広い敷地が必要になる
限られた敷地で建てると日当たりの確保が難しいことと、
今は建物が無くても、将来的に2階建ての家に囲まれてしまう可能性も考えられます。
十分な敷地が確保できない場合は、2階建てにした方がいいかもしれません。

基礎、壁、屋根などが総2階に比べて面積が大きくなる分、費用がかかります。
平屋住宅を考えている人で、①から④は平屋の良い所です。
他にもトイレがひとつで済んだり、階段スペースがないので空間を有効利用できたり、
2階の子供部屋が、将来的に使わない物置部屋になる心配もありません。
平屋住宅をオススメしたお客様で、2階建てにして後悔した方もいらっしゃいました。
昔は大きな家に住むことがステイタスだったかもしれません。
でも実際は、夫婦2人暮らしになり、家が大きすぎて管理が大変だったりするケースもあります。
反対に⑤、⑥の項目はマイナス要素です。とても重要なポイントになるところなので、
十分検討してみて下さい。
長い目で考えた時に、平屋にしても2階建てにしても、
自分たちにとって暮らしやすい住宅であることが大切です。
↓ 下記より “木下工房の家づくり” も 是非、見てください。
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